令和3年度体育会ワンダーフォーゲル部主将ご挨拶


この度今年度のワンダーフォーゲル部主将になりました。理工学部システムデザイン学科2年の三橋 瑛と申します。

初めに、私は大学から本格的な登山を始めたのですが、この部活動では経験にとらわれず皆で協力しあって頂上を目指すこの活動を本当に楽しいと感じています。この楽しいを実現できるよう主将として努力していく所存です。

昨年度のワンダーフォーゲル部としての活動はコロナ化渦で思うようにはできませんでした。現一年生との交流も多くはなく、私個人としても主将としてやっていけるか不安であります。だからこそ私は周りに頼ろうと考えています。私は主将とはいえ正直、歴代主将のように経験が豊富であったりやリーダーシップが特別あるわけではないです。それでも入部時から共に登山をしてきた同学年の部員との関わりは強く、私の手に届かないことにも率先して対応してくれるなど彼らは不安な私を助けてくれました。本当に感謝しています。私はこの一年間で部全体での部員同士のこのような関わり、結束を強くしたいと考えております。それが主将になった私の目標でもあります。

何より部員同士の結束は登山での集団行動での安全性において非常に大切です。ワンダーフォーゲル部の活動は他の体育会の部活と比べて命にかかわる活動です。そのリスク回避には円滑なコミュニケーションが必要なのです。これを実現するには部員同士が上下関係を憚らず、お互いが登山をして楽しいと感じることが大切だと考えています。初めに申し上げたように私は本当にこの活動を楽しいと思っています。私だけでなく、登山をする全員が同じように思えるように尽力していきたいと思います。

また今年度は周りに頼るとした以上顧問、OBOG、先輩らの方々にも協力を頼むことが増えるでしょう。例年OBOG、顧問の方々には虹芝寮整備、支援金、合宿の実現性の評価など様々なことでお世話になっております。改めて感謝いたします。ありがとうございます。一方で私たち現二年生は昨年度の活動が行えなかった分歴代の方々と比べ、経験が浅いと言わざる負えません。そのため安全面を徹底して活動していきたいと考えています。そのお手伝いをお願いすることがあるかと思われます。どうかその時には力を貸していただけるとありがたいです。また私事ではありますが成蹊大学歩く会の方、趣味のボルダリングで知り合った方々など様々なところで助けをいただきました。彼らにも感謝とともにこれからも頼らせていただきたいと思います。

私は主将としての責任感はもちろん、登山をする上で仲間の命を預かることを考えなくてはなりません。それを踏まえて安全であることを維持するのが主将としての役目であります。このことを常に念頭に置いて日々精進してまいりたいと思う次第であります。