夏合宿 2016


14年次竹村です。
今年度の夏合宿である白馬岳から帰ってきました。

8月23日~27日にかけて行ったこの山行ですが無事に達成することができ、実りの多い5日間となりました。
直前の台風や安定しない天候などで不安もありましたが大きな事故もなく楽しめたことはとてもよかったです。

今回の夏合宿の感想を書いてもらったので掲載します。

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千葉  4年
部としては、今年の活動の総括にふさわしい山行であった。大雪渓での登りなどは部員の多くが初体験であったため、次年度につながる経験をすることができ、大変有意義な5日間であったと思う。
個人としては、昨年度の山行に比べ、難易度的に少し物足りなさを感じた。勿論、各部員の体力面や安全面を考慮し、臨機応変にルートを変えることは大切である。しかし、辛い道程を踏破してこそ山頂での美しさを感じることができるはずである。
来年度は美しい景観を楽しむと共に、体力的にも精神的にもレベルアップを目指してほしい。

竹村  3年
今回の夏合宿で各々で得られたものは多く、それは楽しさもあれば課題もありました。
楽しいことは多く、課題は改善して更なる発展を目指していきたいです。
白馬岳で見た雲海や時折垣間見る花々や雄大な景色、温泉に入って着替えたてだったのに雨の中で豪快に滑ってずぶ濡れになった新井くんを忘れることはないでしょう。
責任故に緊張しましたが、充実感のある山行となりました。

太田  2年
登山経験が浅いため、4泊5日での登山には期待よりは不安の気持ちが大きいなか、できる限りの準備をし、夏合宿に臨んだ。途中、心が折れそうな時もあったが、目の前の道を一歩ずつ確実に歩くように心掛け、登山に励んだ。今回も、初めて知ったことや反省点がいくつもあった。より良い登山にするためにも、この経験をこれからの登山に活かしていきたい。

黒山  2年
ワンゲルを辞めてやろうかと思うほど辛い時が幾度かありましたが、終わってみると楽しかったです。来年の夏合宿が今から楽しみなので、多分辞めないと思います。

新井  1年
今回の夏合宿は、私にとって山で長期間滞在するはじめての経験になりました。山を縦断しながらテントで泊まることや、夏に雪の上(大雪渓)を歩くこと、雲よりも高い所から風景を見ることなどは、ワンダーフォーゲル部に入部したからこそ経験できた特別なことの一つだと思います。今回の合宿は、私にとって有意義で、山を楽しいと感じられた時間になりました。

野呂  1年
4泊5日という長さの縦走は初めてだったので、体力面や食料面などでの不安があったが、大きな怪我をすることもなく食料もいい感じになくなったのでよかった。また、白馬岳頂上での景色は素晴らしくワンゲル入ってよかったなと感じた。

堀江  1年
白馬岳の頂上で見た、美しい山々とそれを取り囲んでいた雲海は一生の宝物になると思います。下山を終えてから大雨に見舞われテントが水没したりと、合宿の楽しい面だけではなく厳しい面も体験できたという意味でも今回の合宿はとても良い経験になりました。

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来年は知識と経験を得た世代が増えるのでできることも増えるでしょう。多分部員も増えるでしょう。
後輩たちのやりたいこととできることが一致するよう、そしてやりたいことが増えていく、その次の足掛かりとなる山行となればと思います。
その中で去年自分のしていた仕事を後輩たちが受け継ぐ姿を見て頼もしく思うとともに、自分の残された現役としての日々を考えるようになりました。その日はまだ先ではありますが、そこまでに自分のできることを考え提案していきたいです。

今回の行動報告です。 【 夏合宿報告書

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皆さまのご支援に改めて感謝申し上げます。
主将 竹村勇紀